ダイソーでネクタイの黒(無地)を購入!お通夜に合った選び方とは
こんにちは。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。
急に友人のお通夜の知らせが入って、なぜだか平常心が保てない精神状態になってしまいます(汗)。
必ずチェックした筈の黒いネクタイ、お数珠、香典袋、ハンカチ、ふくさといった小物類ですが、車に乗って通夜会場に向かう途中に気が付きました。
「黒いネクタイ忘れてる!!」
自宅に引き返すには時間がかかり、黒のネクタイを締めないで通夜に参列するのは失礼なこと・・・。
そこで、お通夜会場の近くに大型のショッピングセンターの中にダイソーがあったので、黒いネクタイを急いで購入して会場へ・・・。
お通夜にダイソーのネクタイ黒は使えます
黒いネクタイを忘れて、ダイソーの100円ネクタイを選んだ理由は?
黒いネクタイは使う頻度がほとんどありません。
自宅には忘れたもう1本のネクタイもあることから、高いものは必要ないと判断して、「安いもので済ませたい」という気持ちが働きダイソーへ。
私のダイソーへの感覚は、生活に必要なものはすべて揃っているというのがダイソーと思ってます。
以前、仏壇の「ろうそく」を買ったときに、黒いネクタイがあったような記憶がありましたので、迷わずダイソーに行ったというわけです。
ダイソーの黒いネクタイを選ぶときのコツ
ダイソーの黒いネクタイは2種類が展示されてます。
黒いネクタイですので、柄がない無地を選んだ方がいいですね。
理由は、無地のほうが黒が濃いので、喪服の黒色と合います。
葬儀などで1回使うだけ、という場合にはあまり気にしなくても良いかもしれませんが、縫製が甘い場合もあるため、糸のほつれはないかネクタイの裏側もしっかり確認して購入するようにしてください。
100円ネクタイ黒の締め具合は?
忘れた黒のネクタイは絹(シルク)100%で、締め具合はスムーズに自然と絞まります。
ダイソーで購入した黒のネクタイは、ポリエステル100%の商品。
それは締まり具合は違います。ギクシャクします。
ダイソーの100円の商品ですから仕方ありませんよね。
一方のシルクは3,500円の代物。
ダイソーの黒のネクタイは締め具合は、よくありません。
でも、お通夜や葬式では身動きはあまりしませんので、静かにしていれば問題なく使えます。
誰にも「ダイソーで100円で買ったネクタイ」と公表しなければ大丈夫ですね(汗)。
100円ネクタイ黒の色が?
ダイソーの黒のネクタイは色が薄いです。
黒というよりも濃い灰色(グレー)といった感じです。
ダイソーの陳列棚をパッと見たときは、100円なのにしっかりしていると思ったのですが、黒の鮮明さが弱いですね。
それでも、お通夜、お葬式に着用したら非礼にあたるというものではありません。
しっかりと、喪服用の黒いネクタイという役割は果たしています。
ダイソーには黒のネクタイの中には、無地ばかりではなく、絵柄やラメなどが入ったものがあります。
どんな絵柄を選べばいいのか、無地でなければいけないのか大事なことですよね。
お葬式用のネクタイに柄はいいですか?
ダイソーの黒いネクタイに、斜めのストライプ柄が入っているのがありました。
私は無地のネクタイにしましたが、柄は急ぎの場合は仕方ありません。
ただ、絵柄が龍(りゅう)などの生き物は避けたほうがいいですね。
黒のネクタイで、基本的に派手な絵柄でなければ大丈夫です。
無難な選択としては、無地で黒の色合いが強いものにしたほうがいいですね。
また、ネクタイの生産地が中国や東南アジアといったところのネクタイですので、稀にラメが入っている物が存在します。
ラメは光物という捉え方をしますので、お通夜や葬式にはNG扱いとなります。
ダイソーの黒のネクタイとブランドネクタイの違い
イヴ・サンローランの細くてなかなか綺麗なネクタイが9,000円くらいの値段。
イタリアのサルヴァトーレ フェラガモで値札が23,000円ほどします。
イギリスの老舗メーカー、アクアスキュータム製で、約10000円します。
下はダイソーネクタイ黒で100円。
JANコード:4984343856455
材質:ポリエステル100%
価格:100円+税
発売元:(株)大創産業
購入月:2019年09月
濃い黒色のシンプル柄のネクタイで「礼装用にも使っていただけます」とタグが付いていました。
100円ショップのネクタイは自宅の洗濯機で洗うことができません。
ドライクリーニングのみの対応となっていました。
クリーニング代を考えると、使い捨てということですね。
また、ネクタイをよく見てみると、同じJANコードのネクタイでも柄の模様が多少違っています。
よく見比べて確認しての購入がおすすめです。
正式な黒のネクタイ色柄の選び方
ダイソーでの黒いネクタイの選び方では、急ぎということで許せる範囲で黒いネクタイ選びをしましたが、正式なネクタイの選び方を紹介します。
葬式でのネクタイは、光沢のない黒無地のネクタイを選ぶのが基本です。
ちなみに、白いワイシャツの襟型は、レギュラー・ワイドのシンプルなデザインが礼儀正しいとされます。
黒無地のネクタイは、1本揃えておくと社会人としてゆとりが持てます。
葬式ネクタイ(黒)の結び方
ネクタイの結び方にも葬式用のマナーを重視した結び方があります。
最も一般的な「プレーンノット」で、結び目を小さく全体をスッキリと見せる結び方です。
もう一つが、結び目を逆三角形にする「ウィンザーノット」の結び方。
この2つは、ビジネススーツのときの結び方と同じです。
ただ、1つ注意したいのが「ディンプル」をつくらないことが大切です。
葬式でのネクタイの結び方ではNGです。
ちなみに、ディンプルとは・・・ネクタイを結ぶ時にできる「結び目下のくぼみ」があるとネクタイが引き締まり格好よく見えます。立体的に華やかに見せたい時に作ることが多い結び方です。
まとめ
ダイソーの黒のネクタイは、緊急時には使えます。
選び方は、できるだけ無地で色が濃いものをえらんでください。
柄は生き物はNG扱いとなります。
多少の柄があっても急ぎの場合は何とかなります。
正式な黒のネクタイを社会人として1本用意しておくこと。
ダイソーの黒いネクタイは、家庭では洗濯できない。
黒いネクタイの結び方は、「プレーンノット」「ウィンザーノット」にして、すっきりしたデザインとする。
「ディンプル」という少しお洒落な結び方は、葬式やお通夜にはNGとなります。
ダイソーの黒いネクタイは、最近は品質がとてもよくなっていました。
忘れたりしたときは、ダイソーの黒いネクタイで十分補うことができますね。
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