火葬の仕事の面接に行った!異色すぎる職場の体験談がリアル
これから、火葬の仕事をやってみたいという方に、火葬の仕事をこなしている体験談を参考のために記事にしています。
子どもたちの独立とともに第二の人生に踏み切ったまではよかったよかったのですが・・・(プロフィール詳細)。
都内に近い関東圏とは言え、格差社会は都内で生きてきた人間には如実に感じとれました。
頭では理解していたつもりが、実際に就職してみると昔の感覚で仕事をしてしまうんですね。
仕事のやり方もそう簡単に変えることはできません。
すると、再就職の道は徐々に険しくなって、自分が納得できる仕事にめぐり合うまでハローワークに何度も通いましたね。
そして、やっとの思いで、タイミングがよかったのか、火葬の仕事の面接に辿りつくことに。
火葬の仕事の面接に辿りついたのは、高校の先輩からの情報が私の人生に大きなターニングポイントとなりましたね。
ハローワーク、就職、縁故など仕事探しは大変でしたので、どうして火葬の仕事につけたのか、参考になればと思って記事にしてみました。
市営の斎場への就職ですので、特定の名前などは書かない様にしていますので、ご理解くださいませ(汗)。
火葬の仕事に再就職の失敗から学ぶ
火葬の仕事の面接にいくまでに、いろいろな失敗を乗り越えての記事です。
高校の先輩やハローワークの人と、いろいろな出会いが重なり合って面接まで漕ぎつけました。
失敗した飯場寮の話から記事にしています。
飯場寮の記事は、ブラック企業は注意してね。という記事です。
飯場寮の管理人2人住み込み!
飯場寮の管理人を選んだ理由は、第二の人生ですから、何かのお役に立てばと思って管理人でお世話をしてみようかと。
再就職ですから、比較するのは前職との考え方や待遇面が頭を過ります。
「どうして、こんなことするの?」
「こんな考えが通用するの?」
飯場と呼ばれる寮の管理人に行って3か月研修をしたのですが、結果としては、辞めました。
ハローワークではなく、ネットのインディーズでの紹介でした。
毎日の仕事の内容
・70人分の食事(朝・晩)ご飯のみ
・食器洗い
・寮の掃除
・日当の渡し
・銀行引き出し
・割番の作成
・本社会議
・健康診断チェック
・お風呂掃除
・寮生の仕事出し
・毎日のゴミ出し
・30台の車の管理
・日常のトラブル解決
・睡眠時間2時間程度
ここでの大きな失敗は、会社との関係が請負になっていたことでした。
会社と労使関係になっていなかったことです。
すべての問題は立場的に弱い者に責任を負わせるという仕組みでした。
この会社で失敗したことは、今後に生きると信じて、自分たちの脇の甘さを痛感させられました。
完全にブラック企業なんですが、労使関係を外していますから、ブラック企業にならないという仕組みですね。
ブラック企業は、ブラックでないように努力しようという考えは一切ありません。
ここの社会、その業界に脚を踏み入れた自分の責任ということですね(自己責任というものです)。
すぐに踵を返すことにしました。
ネットのインディーズはやめましょう。
やはり、ハローワークで適正とまではいいませんが、ある程度誠意のある会社にしましょう。
まぁ、そうは言ってもハローワークを通していても問題ありの会社はたくさんありますけどね。
イチゴ採り作業 自給850円
ブラック企業をやっとの思いで止めることができて、あまりに悲惨なブラック企業でしたので、少し休憩をとろうと。
体を元のカラダに戻すためにランニングをはじめました。
何日か走っていたときのことです。
自宅の近くでイチゴ農園のイチゴ採り募集の張り紙を目にすることに。
自宅から歩いて10分程度のイチゴハウスです。
時間は朝7:00から10時までの3時間。
自給850円。
12月から5月の中旬まで。
1か月64000円の報酬でした。
イチゴ採りでもしながら体力は徐々に戻せばいいので、電話することに。
すぐにOKをいただいて、5か月間はイチゴ採りに専念しました。
このイチゴ採りの仕事も時間とともに終了します。
さて、体も心も癒えたことだし、ハローワークに行って再就職の仕事を見つけなくては・・・。
文字にしてしまえば、こんなかんじなんですけど、心は萎えてましたが妻の為にも頑張らなくては。
ある日のこと、
毎年、年賀状をいただいている先輩を訪ねて。
新しい再就職の情報をいただきました。
「市営斎場で火葬場職員の募集があるよ」
「昔であれば、縁故関係で就職できたんだけど」
「今は、そいうのって不公平になっていますからね」
「とりあえず、ハローワークで紹介状をもらってきたら・・・」
そんな情報をもらって、さっそくハローワークに行くことにしました。
ハローワークで紹介状を受け取りに
ハローワークに行けば、必ず必要なのがハローワークカード。
これがないと先にすすめません。
「○○公共職業安定所」という求職番号のバーコードです。
「番号札」を渡されます。
「番号をお呼びしますので、待合室でお待ち下さい。」
番号が呼ばれ、係のところで相談することに。
「○○市営斎場の募集はございますか?」
「調べますので、少しお待ちください」
PCの前でハローワークの担当者の方が、○○市営斎場の募集を検索して
「はい、ございますね」
「必要な免許・資格欄ですが」
「危険物取扱者(乙4種):あれば可」
「甲種防災管理者:あれば可」
と、一応書かれていますけど、
「何かありますか?」
たまたまですけど、私の場合、甲種防災管理者を持ってることを告げると。
「いいですね、それではさっそく紹介状をお出しします」
ハローワークの担当者はつづけて、履歴書とハローワーク紹介状を募集している会社に郵送してくださいとのこと。
郵送する会社の名前・郵送先をいただいて帰宅。
帰宅して求人票の内容をじっくり見ることにしました。
前回のような飯場の寮の管理者などは、もう懲り懲りですから(笑い)・・・。
火葬場の求人票の仕事内容は?
市営斎場の求人票を自宅で再確認してみました。
まず、目にいくのが火葬場の仕事内容でした。
求人票に書かれているのはつぎのような仕事内容の説明でした。
- 斎場業務のお仕事です
- 火葬炉運転操作作業
- 収骨及び退場までの儀式進行業務
- 場内整備及び雑務
- その他、斎場業務に付随する業務を行っていただきます
- 4週8休のシフト制です
- 未経験者歓迎
火葬場の仕事内容を見ても、さっぱり仕事内容がわかりません。
収骨など、さらに儀式進行業務・・・
悩んでいても仕方ないので、ハロワで指導されたように履歴書を送付することにしました。
履歴書は手書きの履歴書です。
以前から何枚も記入してましたので、こちらはOK。
志望動機の記入欄には
- 人様にお役に立つ仕事がしたいいうこと。
- 誠意をもってお客様対応ができます。
- 体力的に自信があります。
履歴書の内容は正直に記入し、送付先からの連絡待ちの状態に。
すると、1週間かからない程度で、応募先から連絡があり、「○月○日午前10時に来社してください。」との電話連絡。
内心、ホッとしました。
何度も経験してえいるのですが、困るのは待てども待てども連絡がなくて、最終的に書類審査で不合格といった時は、時間だけが無意味に流れただけで取り返しがつきません。
ほとんどの会社が心無い対応をしているというのが悲しいことです。
今回は、連絡が早めにきたのでそれだけでも嬉しかったのは事実です。
第一関門の書類審査が通過したので、面接にいくことになります。
火葬仕事の第一次面接に行く
指定時間5分前に事務所訪問。
面接会場に行くと、女性の人事課のスタッフの人が、アンケート調査のA4用紙2枚が渡され、記入することに。
アンケート内容は、ごく簡単な性格調査的な雰囲気のものでした。
性格は明るいですか?
人と会話は好きですか?
人と仲良くできますか?
アンケート用紙を書き終わるころに、人事課の女性と斎場現場の管理をしているという男性が面接することになりました。
面接をリードするのは、人事部の女性課長さんでした。
テキパキと進行されて、現場仕事に関しては、男性の方が詳しく説明をされるというやり方でした。
面接の内容は、すべて和やかに進んで、問題は無さそうという雰囲気を感じました。
その中で、大切なポイントを聞いてください。
火葬仕事の面接で本当にチェックされているものは?
質問内容に、あなたの好きな趣味とか楽しいことはなんですか?
との質問がありました。
私の場合は、趣味という範囲ではありませんがランニング(ジョギング)といったものです。
面接官が求めているのは何かと言えば、
ゴルフとかテニスとか趣味を聞くことで、その人が自分のゴルフの成績とかランクとかを話初めて、どのくらい周りの人との空気感を読み取るのか?
というのが試されているということです。
オリンピック選手でもないかぎり、大したことではありません。
自分のゴルフの自慢話をどこまでするのかをチェックしているのです。
ですから、趣味のゴルフの成績など仕事とは関係ありませんよね。
仲間と仕事をするのに、自分の自慢話はほどほどに。
といったところを心得ておけばいいのかと思います。
火葬の仕事の具体的な内容は二次面接で
火葬場の仕事の内容については、具体的な説明は一次の面接ではありませんでした。
仕事内容としては、体力的には疲れるということはありません。
休憩時間の1時間につきましては、火葬場職員が一斉にということはありません。
時間が空いている人から順送りに食事時間となります。
細かな説明をするよいりも、お互い実際の現場で確認して納得のいくようにしてください。
それが、お互いのために一番いいことだから・・・と説明され、いいことばかりを言って採用しようとはしていないことが感じ取れました。
そして、二次面接の電話が4日後に。
火葬の仕事の二次面接で見えたもの
火葬の仕事の二次面接の予定は13時の待ち合わせでした。
斎場現場に5分前に到着。
さっそく、担当者の方がエントランスで迎えてくれました。
「ごくろうさま」
「今日は、火葬場の仕事を全部、見学してください」
「ポイント、ポイントで仕事の重要性を説明しますので」
3時間ほど火葬場で見学させていただきました。
求人票に書かれていた内容がすべて、どんな作業かがわかりました。
- 斎場業務のお仕事です
- 火葬炉運転操作作業
- 収骨及び退場までの儀式進行業務
- 場内整備及び雑務
- その他、斎場業務に付随する業務を行っていただきます
百聞は一見にしかずとはまさにこのことでした。
火葬現場は非常に清潔で、繊細な神経を使って業務をこなしていることがわかりました。
ご遺体に火が周り、10分ほどで頭部は骸骨の状態になってしまいます。
これも、体験しないとわからない部分です。
体験して、このお仕事を続けられるか否か自分で決めるしかありません。
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火葬の仕事の二次面接でチェックされてること
火葬の仕事を確認できたことは、非常に良かったと思います。
第二次面接は、雇用主サイドも厳しい目で、チェックをしていることをわすれてはいけません。
私の場合でしたが、斎場のトップの管理人、雇用会社の面接官2名、面接官の上司1名、火葬場の責任者1名、合計5名の目に晒されることになってました。
会話の中で、質問がチラリ、チラリと投げかけられます。
「休憩時間はタバコ吸ってもいいよ」
「タバコは吸うの」
「火葬の状態は怖くありませんか」
「臭いは感じますか」
いろいろな質問が会話の中に組み込まれています。
火葬の仕事は、精神的な面が大きく左右しますので、ここらの見極めが重要なのでしょう。
最終の結論はどうなることやら・・・といったところです。
二次試験の様子はこちらの記事に書きました。
残業少ない仕事に火葬場がある!面接試験合格の経験談を解りやす
まとめ
火葬の仕事の面接部分だけですが、記事にしてみました。
8年ほど前の気持ちを日記から読み取って記事にしましたので、どこか麻痺している感覚があると思います。
火葬の仕事を悪く考えると、どんどんマイナスに向かってしまいます。
逆にプラスに考えると、人様のお役に立っているということがうれしくなります。
最近は、火葬場の仕事に魅力を感じて応募する若い女性が増えています。
私が入社の頃は、どちらかと言えばマイナーな職種でした。
でも今は、
- 確実に仕事が定時終了する
- 営業面の売上アップとかのプレッシャーがない
- 職場内の人との触れ合いが自然でやさしく触れ合える
などといった魅力で、都内の火葬場では若い女性に人気だとか?
次の記事は、火葬の仕事に採用されるか?火葬の仕事の経験談へと展開していく予定です。
また、「葬送人だより」ブログに寄ってくださいね。
火葬場のこわい話も記事にするかも?お待ちしてます。
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