残業少ない仕事に火葬場がある!面接試験合格の経験談を解りやすく
おはようございます。
『葬送人だより』の管理人kandumeでございます。
今日も火葬場の仕事が無事に終了しました。
8年前に再就職で、火葬場の仕事にお世話になることが決定した2次試験について記憶を思い出してみます。
会社勤めで、1日のスケジュールが立てづらく、いつも困ってしまうのが残業です。
- 家族との会話の時間がなくなる
- 1日の約束ができない
- 体力的に無理ができなくなる
- 将来の自分の目標が見えなくなる
このようなマイナス面をクリアすべく、火葬会社の面接試験でした。
- 会社サイドのひとたちは、どんな社員を求めていたのか?
- 一般の職種では要求されていない、社員の心構えとは?
2次試験の面接と対処法について、火葬場の仕事という特殊な面接試験の経験談を記事にしてみました。
就職するに当たり、決定的な決め手は「残業なし」というもの。
1次試験の様子を書いた記事はこちらにあります。
火葬の仕事の面接に行った!異色すぎる職場の体験談がリアル
いっしょに、記事をみていきましょう。
面接で気をつけたこと
試験ですので、何も考えないで無防備な体制はよくありませんよね。
火葬場の面接試験ですから、経験がないと思います。
ブログ管理人の場合は、2次面接試験にどう取り組んだか正直に記していくことにします。
まず、2次試験で気を付けたことは、火葬場の仕事は「連携プレー」であるということ。
自分だけが営業成績を上げる、自分だけが顧客に気に入られるといった競争社会ではありません。
大切なことは何か?
それは、仕事仲間の人たちと仲良く、気持ちよく仕事をしていけるかというポイントと考えました。
高学歴の「仕事できる」みたいなタイプの人は、求めていないということ。
仕事事態はルーティーンだと説明されます。
「だから、簡単なんです」とはいかないんです。
この裏に隠されているのが、チームプレーであることをインプットしましょう。
- 野球チームで活躍する選手
- 野球チームでベンチを明るくする選手
- 野球チームでボールを集める選手
このように、いろいろな役割分担があると思いますが、これらをすべてそれなりにできる人材を求めていました。
残業の少ない火葬場の仕事は、人間性を求めている会社でした。
次に求めていたのは、健康・体力というところでした。
チームプレーの仕事ですので、1人病気で欠勤されてしまうと非常に困ってしまいます。
そこで、病気など自己管理ができている人を求めています。
体力面とはいっても、普通であれば問題ありません。
バーベル80kgを上げられますか?
みたいな体力は必要ありません。
それは、棺を炉前で台車から移すときに3人4人で持ちます。
そのときに必要な体力といったところです。
後は、体力で使うところはありません。
注意:ブログ管理人が採用された会社は、市町村の火葬場からアウトソーシングされている会社です。
それでは、火葬場の仕事の会社は、仕事に対する心構えをどんな風に求めていたのか当時を振り返ります。
仕事に対する心の構え
火葬場は誰もが通る、人生の終焉の場所です。
最愛の家族を家族を亡くして悲しいときに、相手のお気持ちに沿った姿勢で接することができるように心がけます。
人様の最後の儀式のお手伝いを、させて頂いているということを常に心に刻みます。
そして、公共施設に勤務する職員として服装・態度・礼節に心がけ、Prideを持つこと。
- 無精ひげになっていないか?
- 爪は汚れていないか?
- 香水は禁止
- 携帯電話は持ち歩かない
- 足音が響く靴をはいていないか?
- 腕時計は派手でないか?
- 会葬者の前でマスクなどしていないか?
- ベルトのバックルは征服にふさわしいか
簡単なことばかりです。
これら、すべてが仕事に対する心構えになり、Prideに繫がります。
このような心構えで、面接に挑んでください。
最終的には、あなたの魅力を引き出すのは、Prideです。
「Pride」イクオール「魅力」と置き換えてみてはいかがでしょう。
火葬場の仕事の魅力
火葬場の仕事の魅力は、実際に働いてみないと解らないと思いますので、言葉だけで表してみます。
人様の人生で、最後の最後のお仕事をさせていただくこと。
僧侶ですら立ち入ることができない、葬送人として見届ける仕事となります。
言葉にすれば短い文章になってしまいますが、毎日のように故人を送る仕事には、重い責任を感じます。
この仕事に就くまでわからなかった、平凡な生活のなかで、人様の人生の最終を担ってる仕事であること。
大切な仕事です。
収骨が終わって、ご遺族の代表の方に「ありがとう」と言ってもらえたとき、「故人が無事に三途の川を渡った」と勝手に思い込んでいます。
火葬人・葬送人のせめてもの自己満足な部分なのですけど。
このような魅力がありますので、2次試験のときは頭に刷り込んで面接試験を受けてくださいね。
斎場(火葬)仕事に向いている人
- 人との接し方が乱暴で無い人。
- 普段から優しい人。
- 意地悪でない人。
この3つは、斎場で働く基本かもしれません。
斎場の仕事は、サービス業になりますので、いつも気持ちは低姿勢といったところでしょう。
斎場(火葬)仕事のデメリット
火葬仕事のデメリットは今も残る差別です。
鎌倉・室町時代から一般庶民に広まったとされる火葬。
お寺の境内や人里離れた窪地などで、野焼きされた時代にその役目を担った、お坊さんや坊守と呼ばれる人たちでした。
地方によっては坊守の名残があります。
今も葬送を行ったひとの中には、「坊守さん」と呼ぶ人もいるといいます。
農業に従事する傍ら、寺社や村の今でいうならば下請け的立場で火葬や埋葬を行った人たちです。
差別的に感じるのは、火葬に従事する人の考え方で決まることです。
いつも差別的な視線を感じるのは、自分自身の問題かもしれませんね(汗)。
どんな仕事もすべて仕事です。
とは言いますけど、小さな子どもさんの棺だけは、心が痛みます。
仕事に対する待遇面は気になるところだと思います。
あまりいいご報告ではありませんが、気になるところですので読んでください。
待遇面
火葬場の仕事での待遇面は、厳しいといっていいでしょう。
副業を持っていないと、人波の生活には及びません。
各市町村で待遇面は異なると思います。
基本的には、給料面よりも、残業がない、仕事面がハードではない。
といったところを加味して待遇面を考えてみてはいかがでしょうか。
兎に角、他と比較していいところは残業がないところです。
ブログ管理人のkandumeの退社が17:15分ぴったり。
これより遅くなることは今までありませんでしたので、これからもないと思います。
kandumeの副業を明かしますと、PC関係の仕事しています。
よくあるFXみたいな仕事です。
仕事が楽で資格などいらない火葬の仕事ってどんなことするの?
まとめ
- 面接で気をつけたこと
- 仕事に対する心の構え
- 火葬場の仕事の魅力
- 斎場(火葬)仕事のデメリット
- 待遇面
など具体的に纏めてみました。
火葬の仕事を実際している、経験談からの記事です。
よろしければ、あなたの今後の就職に役立ててください。
合わせて読んで頂きたい1次試験の様子を書いた記事はこちらにあります。
火葬の仕事の面接に行った!異色すぎる職場の体験談がリアル
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