人生が変わった仕事!火葬斎場での火葬炉の裏で見る異次元の世界

こんばんわ。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。

今日は、思い切ってkandumeの人生が変わった仕事について、赤裸々に記事にしていきたいと思います。

火葬場という特殊な仕事場で、毎日繰り返される死との出会いがkandumeの人生を大きく変えました。

一般のお仕事では、お葬式や火葬に立ち会うのは、人生でそう多くはありません。

仕事で人生の考え方が大きく変わったこととは「なぜ」なのか?
 

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火葬場に就職したわけ

プロフィールでも記しているように、地方に戻って仕事を探しているときに昔の高校のときの先輩の紹介で市営斎場という仕事場に勤務することになりました。
 
地方に戻って、悠々自適な都会生活のようなことはできません。
 
就職する会社も仕事も見つけることは困難極まりなかったですね。
 
1年半ほど、無職の状態がつづいて、そんな私に救いの手を差し出してくれたのが、高校の先輩でした。
 
仕事があればなんでも良かった私には、火葬の流れも、葬儀の流れもまったく分からずに火葬という仕事に就きました。
 
最初に起きた問題が、火葬という仕事が社会的に認められていない仕事
 
という精神的な苦痛から始まりました。
 
しかしながら、それらも仕事をこなしていくうちに、徐々に変わっていくようになるものです。
 
人生を変えた仕事。
 
仕事の現場を具体的に記していきましょう。
 
 

火葬場の状況

火葬場はだれもが怖がる場所です。
 
火葬場に来る人たちも、年を重ねる度に覚悟を決めるのか、しみじみと火葬炉を眺める人が多くなっています。
 
いつかは、自分もここで焼かれて、あの世とやらに・・・送られるのかとご自分の身に置き換えるのでしょうか。
 
老いたる者から順番にといけば、矛盾は起きません。
 
ところが、病や不慮の事故によって、若くして火葬場に来るのは辛いものがあります。
 
自分と同年代の故人を火葬するときは、本当に辛いものがあります。
 
ご家族はまだまだと悔やまれていることでしょう。
 
増してや、若い人、子供さん、死産の子、などは、それはそれは、火葬時間が長い苦痛の時間になります。

 
 
 
こういった繰り返しを毎日のように行っていると、気持ちに変化が起きるものです。

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kandume

綺麗に火葬するから、成仏してや!

 
 

火葬場の祭壇前

火葬場の前には祭壇が設けられています。
最後に故人に手を合わせる場所です。
 
お金持ちのお葬式は、豪華にいくつものお花が飾られ、豪華な棺に入れられ、多くの人に見送られ火葬炉に。
 
お金のない貧しい人は、棺の上に小さいお花が1束。
 
家族のみの少ない火葬式です。
 
私が勤務する火葬場で、こんなことがありました。
 
貧しい、生活保護の人の火葬で、市の職員と家族の人2人での見送りでした。
 
生活保護の人たちは、火葬は朝10時からが多いのです。
混雑する12時~13時は、できるだけ避けるように組まれています。
 
その10時ぎりぎりに、1人の青年が、大きなお葬式用の花束を持って、息を切らして駆けつけました。
仕事に行く前に、恩人の最後に駆けつけたのでしょう。
 
市の職員さんを見つけて、
 
「これ、お世話になったので・・・」
 
と、棺桶の上に置いてくださいと持ってきたのです。
 
そして、火葬炉前の祭壇に深々と合掌して故人を見送っていました。
 
後で火葬場の事務所で話を聞けば、生活保護で免税(無料)ですので、豪華な葬儀は許されないのです。
ですから、青年が持ってきた大きな花束は、市の職員の人が目を瞑ったということでした。

 
この光景は人の死と毎日遭遇する私には、インパクトがあり過ぎでした。
 
生活保護を受ける貧しさの故人は、最後にこんなに感謝される人だったんだとわかりました。
 

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kandume

綺麗に火葬するから、成仏してや!

 

 

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火葬場の炉入れ

火葬炉は成人男性が、少し体を丸めては入れば、すっぽりと体全体が収まるような大きさになってます。
  
棺がすっぽり入る大きさですからね。
 
社会的地位があった人、豪華なお葬式をあげたお金持ちの人、生活保護を受けていた人、みんな火葬炉を選ぶことはできません
 
私が勤務する市営斎場は、みんな同じ順番で、格差で火葬炉が決まることはございません。
 
火葬炉に入ってしまったら、みなさん平等です。
 
どんなに偉かったという人も、火葬の番人の前では平等なんです。
 
女性も男性も子供の大人も差別はありません。
 
ちなみに、民間の斎場では徳上級という火葬炉が用意されているようです。
でもこれは、火葬炉の前の豪華な作りだけで、火葬炉は同じです。
 

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あの世とやらの橋渡し!成仏してや!

 
 

火葬後の収骨

1時間もすれば、重かった棺もスカスカになるほど、小さな遺骨に様変わりです。
 
真っ赤になった遺骨が炉の中で確認できれば、火葬終了となります。
 
黒い物体があれば、真っ赤になるまで火葬を続けます。
 
火葬炉を開ければ、赤々としていた遺骨が少し冷まされて、真っ白な遺骨になって現れます。
 

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kandume

綺麗に火葬したで!!

 

ご遺族とともに、骨壷に収骨の作業が行われます。
 
 

人生が変わった仕事?

kandumeは、火葬場の仕事に就いてから、人生が変わりました。
 
「火葬された故人を三途の川まで行けるようにいたしましたよ。」
 
毎日のように、いくつもの棺桶を火葬するので、「全員、あの世とやらに無事に、そして成仏してくださいませ」と祈るようになりました。
 
ご遺族の悲しみを毎日みていると、日常の忙しさの中で、忘れてしまっていたものを思い出すかのように収骨をするご遺族の姿がそこにあります。
 
本当は、もっと声をかけて寄り添ってあげたいのですが、僧侶ではありませんので許されません。
 
忘れてしまった故人との思い出を火葬している時間だけでも、待合室で思いだしていただきたいものです。
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まとめ

火葬の仕事に就いてから、人生が変わりました。
 
お亡くなりになった故人を悲しみ、多くの友やご家族が「どうぞ、あの世とやらに無事に成仏してほしい」と祈っているように思えてなりません。
 
自分の仕事が、そうした人の気持ちを代弁するかのように、毎日、火葬をしています。
全員があの世に着いていると信じてやみません。
 

 


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火葬

Posted by matuopride