友人の葬式が理由で会社をお休みするときの周りの人の考え方は?
こんにちは。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。
今日は、忌引きにはならない友人の葬式に参列するときの話です。
本当は葬式に参列したいのですが、友人の葬儀を理由に仕事を欠勤することが微妙に揺れています。
家族や近い親戚の場合は「忌引きの対象」になり会社も認めると思いますが、友人の場合はどうでしょう。
友人との関係は、小学・中学・高校時代の同級生という関係です。
社会人ですので、周りの人の考え方を知っておくのも重要だと考えて、どのような考えがあるのか記事にしてみました。
親族の忌引きをもらう場合は?
親族の忌引きをもらう場合は、まず直属の上司に直接自分で相談しましょう。
仕事の調整などで同僚や上司に協力を仰ぐ必要があるためです。
特にトラブっている仕事は、丁寧に引継ぎをすることが大切です。
仕事が忙しい場合など、なかなか言いづらい面もあるかも知れませんが、直接伝えるのが大事です。
親族の死は仕事よりも大切な儀式です。会社側も理解を示してくれるのが殆どです。
上司へ忌引きの伝え方
突然の出来事ですので、お休みをもらう旨を丁寧に伝える必要があります。
仕事が現場仕事などは大変かと思います。
同僚に負担をかけることになりますので、同僚にも前もって忌引きの話は先にしておくといいです。
○日から3日間の間、忌引きをいただけますでしょうか。
葬儀日時については、決まり次第メールでご連絡いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
上司や総務へメールでの伝え方
お疲れ様です。○○です。
表題の件、祖母の不幸のため、以下のとおり忌引きを取得したくご連絡いたします。
忌引き:○月○日~○月○日 ○日間
故人:○○ ○○ 享年○○歳
続柄:祖母
葬儀日時:通夜 ○○年○月○日
告別式 ○○年○月○日
納骨 ○○年○月○日
葬儀会場:○○○○斎場
住所
電話
※まだ葬儀日時が決まっていない場合は「決まり次第ご連絡いたします。」と記載
休暇中連絡先:携帯
メールアドレス
以上
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、ご承認のほどよろしくお願いいたします。
○○
上司に忌引きをもらう旨を直接伝えた後は、仕事に支障を来さないように不在時の連絡先や、葬式会場の住所などをメールしておくと丁寧で安心されます。
会社によっては弔電を送ってくれるところもありますので、メール連絡も早めにしておくのがベストです。
このようにすんなり、理解してくれるのは、親族の葬式といった場合です。
友人の葬式に参列したいという気持ちはあるのですが、同僚や上司、仕事との関係、友人との関係の深さなどいろいろな考え方を聞いてみました。
友人の葬式に参列するときはどうなる?
そうですね、「友人の葬儀」といえば社会の一般的には、通夜または葬式のどちらかに参列するだけでという形式になるようですね。
会社を早退させてもらって、お通夜に参列するとか、または、葬儀の時間を見計らって、仕事場から中抜けさせてもらうといったやり方ですね。
「友達・友人」という言葉の括りの中で、どんな関係か、どんな気持ちか、どんな状況かは分かりませんので一概にはいえないところが残念です。
もし、自分の立場になって考えると、友達の顔を見られる最後のチャンスだと思うと、
最後に会いたいのかなあ、という気持ちは分かりますので。
有給がたくさん残っているのであれば、有給を使う方法もありますね。
有給休暇を申請したときの空気は?
労働基準に認められている、有給をとったとしてもいろいろな問題が・・・。
基本的には問題ないのですが、職場の環境や雰囲気といったものに大きく左右されますよね。
残業が続いて、忙しい時期だったら、こんな時期には無理ですね「有給」と言っても・・・。
また、直属の上司との人間関係も左右しますね(汗)。
私も以前、高校時代の部活の友人が亡くなった時にやはり悩みました。
その当時は、休みにくい雰囲気の職場で休もうものならそれは大変なことでした。
そこで上司に上手く話を持っていって、お通夜にのみ参列する、早退届けを出すようにしました。
結果的には、友人の通夜・葬式による早退届となりましたが、よくよく考えてみると友人でも従兄弟でも忌引きにならない点では同じですのです。
従兄弟や大叔父のご葬儀の方が職場での通りは良いかな、と思います。
どうしても「友人」というのが、詭弁に聞こえてしまうところがありますからね。
職場の空気を乗り越えてお通夜に行ったら、友人のご遺族の方がたいへん喜んでいただき、最後のお別れまで参列したかったという想い出があります。
可能な限り、参列した方が亡くなった友人も喜んでくれると思います。
仕事は後日挽回できます
友人への感謝の気持ちをどうしても・・・。
会社はいろいろなことを言ってきます。
すべての人に100%の理解を求めても無理ですよね。
大切な友人の場合は、自分の気持ちを優先させて良いと思います。
葬儀は友人との今生の別れです。
本当に友人の死を悼むなら、行くべきだと思います。
仕事は後日挽回出来ますが告別式は一度っきりです。
友人の死に目を背けて、自分の会社の仕事を優先するって・・・。
優先順位を間違えてしまうと、取り返しがつきません。
まとめ
忌引きが取れるよな親族の場合は、上司に丁寧に伝えて、同僚にも了承を得て忌引き申請をする。
忌引きの申請をするときは、休んでいる間の所在を明確にしておく。
友人のお通夜や葬儀は、忌引き扱いにならないので、早退届を提出してお通夜に参列するようにする。
また、仕事の合間を抜き取って、葬儀に参列するようにする。
友人のお通夜ではなく、叔父叔母にすると、社内の風当たりがよわくなるかも?
最終的には、友人の葬式には行くべし。
仕事は後日に挽回できますが、友人の見送りは1度しかできません。
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