納骨のときのお布施の相場は?お布施以外にかかる費用なども

おはようございます。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeと申します。

昨日は、友引きの翌日ということで火葬の仕事はすべての火葬時間帯は埋まるほどの忙しさでした。

忙しい作業の中で、葬儀社さんの係の方とちょっとした雑談の時間があります。
 
「最近、火葬場で炉前の花束を用意しないなんて」
と、葬儀社の係の人が愚痴るんですよ。
 
それもそのはず花束くらい用意しないと、葬儀社としては儲けが少なくなるとぼやいているのです。
 
この世の中、すべてお金がものを言う世界、それも人生最後の最後まで・・・
家族がなくなり、悲しい場面に遭遇しているのに・・・。
世間様の相場に合わせていかないと・・・となってしまいますからね。
 
49日が過ぎて納骨準備になって「納骨のときのお布施の相場」は把握しておいた方がいいでしょうね。
 

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納骨のときのお布施の概略相場は?

一般的に僧侶に対するお布施の考え方ですが、葬儀に掛った費用の10%ほどと言われます。
 
相場という表現ですので微妙な部分がございますね(汗)。
一般人であれば、3~5万円ほどで済みます。
 
地方の人(農家など)は、先祖からの菩提寺がありますが、都会では葬儀社さんに依頼した僧侶ですのではっきりと見積もり請求がある筈です。
 
具体的な金額を葬儀社に尋ねることは問題ありませんので、事前に見積もり等でお聞きしておいた方が無難です。
葬儀社の請求は、後になっての値段交渉は無理ですので、見積もりにサインする前がポイントです。
 
また、納骨式をどこで行うかによっても多少のお布施の相場も違ってきます。
僧侶に対するお車代とかが違いますから。お車代はお布施とは別に用意するといいです。
 
葬儀社さんにお願いしたときは、すべて葬儀社さんから纏めて請求されますので、直接、僧侶とのお布施といったやりとりはありません。
 
また、納骨式におけるお布施金額の相場は、「仏教」や「神式」「キリスト教」は勿論、宗派といった「浄土真宗」や「曹洞宗」などでも相場が違いますので、必ず相場を確認しておきましょう。
 
 

納骨のときのお布施以外の費用

墓石を持っておられる家は、それなりに費用がかさみます。
 
お布施以外に作業費用、彫刻料、謝礼、法要部屋、塔婆(1本あたり2千円~5千円)、手桶、お供え物の用意に費用が発生します。
お布施の別途5万円前後が必要になります。
 
作業費用とは、お墓に遺骨するとき、墓石の開閉が必要です。
この作業をしてくるのに、相場平均は1万5千円~3万円です。
もちろん、墓石の開閉をご自身で行うのであれば費用はかかりません。
 
また、墓席の名入れや故人の没年や戒名を彫る場合にも費用が発生します。
このときの彫刻料の平均相場は3万円~5万円です。
 
さらに、費用がかかる「開眼法要」というものまであります。
 
次々と費用は膨らむシステムになっていますので、予め自分なりの許容範囲を決めておく必要があります。
あなたが必要以外に、費用を出さない為にお教えします。
 
それは、直接お坊さん(僧侶)とお布施について交渉しないこと。
 
お坊さん(僧侶)という職業は、微妙な空気感というのがあります(汗)。
言われるがままになってしまうでしょうね。
 
はっきり申しまして、素人の方がお坊さんと掛け合うのは無理と判断した方がいいですよ。

 
 

自然葬などで納骨するとき

自然葬、樹木葬などと最近、流行りの納骨方法です。
「樹木や草花の下にご遺骨を埋葬」するというものです。
 
樹木葬はどこに埋葬しても良い、というわけではありません。
「法律によって許可」された場所のみとなります。
 
納骨方法は、基本的に「通常の埋葬方法」と同じです。
ただし、お骨の大きさは決められています(2mm以下の粒子にすること)。
意外と硬い骨は崩れません。焼き物と同じ硬さの骨もあります。
 
また、このとき僧侶にお経を唱えて貰うのであれば、お布施の金額は3万円~5万円が相場です。
 

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通夜・告別式・葬儀のお布施の相場

お布施の費用相場は、宗派や地域によって大きく異なります。
地方の風習といったものや、お寺さんと檀家さんの係わり方が相場に大きく影響しています。
 
火葬場に黒いベンツで来るお坊さんはたくさんいます。
黒いベンツから黒の装束で現れるお坊さんって、見ていてあまり気持ちのいいものではありません。
 
お坊さんにもいろいろな方がいらっしゃいます。
収骨の最後の最後まで、骨壷に遺骨が収まるまで見届けるお坊さんもいれば、火葬が始まる炉前焼香で終わって帰るお坊さん。
お布施の内容は同じというのに??
 
ベンツでくるお坊さんは、炉前焼香でお帰りになるタイプですね(汗)。
 
葬儀のときのお布施の相場です。
 

  • 浄土真宗
    25万円~50万円
  • 曹洞宗
    30万円~60万円
  • 浄土宗
    20万円~50万円
  • キリスト教
    10万円~20万円

 
お坊さんの都合で葬儀が何日も遅れてしまったというのはよくある話。
お坊さんは大忙しなんです。
 

各法要

葬儀だけでなくお坊さんにはたくさんの仕事があります。

各法要の一般的な相場は、以下の通りです。

  • 法事・法要  10,000円~50,000円
  • 納骨式    30,000円~50,000円
  • 四十九日   30,000円~50,000円
  • 一周忌法要  30,000円~50,000円
  • 三回忌法要  10,000円~50,000円
  • 七回忌法要  10,000円~50,000円

 
お坊さんの収入源は、檀家との繋がりよりも葬儀社との関係がお布施も集まるようです(汗)。
 
 

非課税になるお布施

お坊さんのお布施は、原則非課税になります。
 
ハッキリと非課税になるのは喜捨金きしゃきんと呼ばれます。

  • お布施
  • お守りの代金
  • お賽銭
  • 読経料

 
税金が掛らないお布施は、お坊さんにとっては有り難いでしょうね(汗)。
 
お布施を支払った方も減税の対象にしてくれればありがたいですね(汗)。
 
 

まとめ

納骨のときのお布施の相場は?3~5万円が相場です。
納骨時のお布施以外にもの費用がかかる(お布施以外5万円)。
 
一般的な葬儀でのお布施を宗派別に記載。
20~60万円といったところですね。
 
もっと安い葬儀があってもいいですよね。
葬儀に100万円ほどかかるとすれば、絶対に死亡保険に入るべきですよね。
 
宗教ってお金がかかるんですね(汗)。
 
 

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