檀家離れを上手に話し合いで纏める方法?京都のお寺さんへ納骨

檀家,離れ檀家離れが増えています。お寺さんは平気で、永代供養料などと称して一括で100~200万円も要求します。心配なのは檀家を離れるときの話し合いの方法です。どんな話し方をすればいいのか?話し合いがこじれると離檀料に発展?ご住職さんに解ってもらえる話し方を記事で説明していきます。
 

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お寺さんの檀家を離れるときの話し方と礼儀

お寺さんとの関りは、意外に密ではなかったという人が大半ですね。
家庭で不幸が生じたときにだけ、お寺さんを呼んでということになります。

私の場合も今回父親が亡くなり、葬儀、初七日、四十九日、百か日、新盆と法要が続きました。
その前は、祖母が亡くなった35年ほど前になります。

お寺さんとしては、この法要のお布施で、お寺が維持されているわけですよね。
葬儀代金がすべてお寺さんに入るというわけではありません。
葬儀でのご住職の収入は、戒名料金と合わせて30~50万円といったところでしょうか?
 

お寺さん側の考え方は?

私は火葬のお仕事で、ご住職さんとよくお話をします。
ご住職さんサイドの考えは、何十年もの間、ご先祖の遺骨を管理しているという自負があります。

「その間、一切の請求も致しておりません」

先祖代々のお墓を守っているのは、お寺さんあってのことですよね。

このことを踏まえて、お寺のご住職とお話しをしていきましょう。

 

檀家離れの話を住職とするときは?

ご住職さんといえども、人間ですから、理解していただけるようにお話しをする必要があります。

ご自分の都合ばかりを主張すると、纏まる話も纏まりません。

  • ご住職に今までお世話になったお礼を言う
  • ご住職に感謝の気持ちを伝える
  • 檀家離れの理由を正直に伝える

 
人間誰しも、人に大切にされているということがわかれば嬉しいものです。
逆に、粗末に扱われると、意地悪をしたくなるものです。

檀家離れの相談を持ち掛けるときは、まず人としての礼儀として、感謝の気持ちを伝えることが大事です。

  • 「今まで何十年と先祖のお墓を守っていただきありがとうございます」
  • 「ご住職さまのお陰で、先祖も安心して眠ることができました」

 
ご住職もいままでのことを認めてもらったという納得に変わります。

次に檀家離れの理由を具体的に説明していきます。

  • 両親が亡くなって、家を継続する者がいません。
  • 実家の取り壊しを考えております。

 
と、実際のお話をして、住職さんに納得してもらうことです。

先ほどから何度も言ってますけど、住職さんとて人間だということを忘れないようにしましょう。
ついつい、本音を漏らしてしまうと話が中座してしまいます。
例えば、自分の勝手で

  • 無宗教になる予定です。
  • 宗教を変えます。
  • 宗派を変更します。
  • 隣町のお寺さんにします。

 
お寺のご住職との檀家離れの交渉では、住職さんに最後に後ろ足で砂をかけるようなことは止めましょう。
きれいに檀家離れができるようにするのも、人間としての務めだと思います。
 

よくある檀家離れの離檀料とは?

地方のお寺さんでよく聞くのは、檀家を離れるときは離檀料が必要だとか?
余程、ご住職が納得いかないといったときに発生するのが離檀料ですね。

もちろん、法律的には効果はないと言われています。
お寺さんと檀家関係の契約書があった場合は、従わざるを得ませんが、ほとんどの場合、檀家契約書といったものは古い昔の話で存在しません。

万が一、檀家契約書があったとしても昔昔の金額契約ですのでお話しになりません。
住職さんもよくそこのところは知っていて、お互い離檀料の話まではもっていかないと思います。

地方でもSNSの発達は著しくて、もしSNSで投稿されるとしたらお寺さんは不利益を被ってしまいますからやりません。

困ったからと言って、双方に弁護士を立ててまで檀家離れしなくても、普通の話で解決できます。

私も最初の頃は、離檀料として最後は20~30万円請求されるのを覚悟していました。
ところが、誠意ある話を住職さんにしましたら、スンナリ離檀の話は解決できました。

お墓を改葬するときは、どうしても住職さんの印鑑が必要です。

 

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改葬許可証を申請するとき

お墓の改葬をするときに必要なものの中に、改葬許可証というものが必要です。
そこには、お寺さんの住職の印鑑が必要です。

檀家を離れるときは、お互い円満に礼儀をもってということに繋がります。

市長村役場から、改葬許可証申請書というものの書式に、

  • 改葬の理由
  • 離檀するお寺の住職さんの印鑑
  • 新しくなるお寺のお名前

 
これらの項目は必須です。
ですから迂闊にトラブルを起こしてしまうと身動きが取れなくなります。

役所、住職、新しいお寺さんと三方に届け出のための書類がモノをいいます。
 
新しいお寺さんはどんなお寺さんがいいのでしょう。
私が実際に行った新しいお寺さんに移した経験をお話ししましょう。
 

京都のお寺さんに納骨

今までのお寺さんは、地方の山村でした。
檀家さんも現在は200あるのか、ないのかくらいのお寺さんでした。

私は関東(東京)に居を持って、地方の山村に帰ることはありません。
檀家離れをしてからの新しいお寺さんを、どうするのかとても迷いました。

私の代で新しく墓地を購入して改葬したとしても、私と同じことを子供はしなくてはなりません。
子どもに負の遺産を残してあの世にいくのはすっきりしません。

そこで、いろいろ調べているところに、火葬の仕事をしていて、火葬場に来られたご家族が話をしてくれました。

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火葬に来た人

初七日がすぎましたら、
京都のお寺さんに納骨する
ことになってます
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葬送人

京都ですか
それはまた、ここからだと遠いところですね
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火葬に来た人

いやいや、新幹線で
「のぞみ2時間8分」
「ひかり2時間45分」
ですから、近いものですよ
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葬送人

京都はお寺さんで有名な街ですよね
納骨をしてくれるお寺さんあるんですね
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火葬に来た人

あるんですよ
本山納骨といって昔から行われているんです
比較的、予算も少なくて済むんです
後々の管理料も一切いらないので
子どもたちに負担をかけたくないので
本山納骨にしたんです。
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葬送人

ちなみに、お寺さんの名前
差し支えなければ・・・
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火葬に来た人

いいですよ
京都の知恩院さんです。

 

檀家離れを上手に話し合いで纏める方法? まとめ

ご住職さんに礼をもって、丁寧にお話しすれば理解してくれます。
住職さんとて人間ですから、「ありがとうございました」と伝えれば大丈夫です。

新しいお寺さんは、京都の知恩院さんに本山納骨で管理していただけます。

 


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