宅墓とは?お手頃価格で人気急上昇!法律的な部分を明確に!

お墓詣りは遠くて時間の経過とともに、徐々に脚が遠のいませんか? そんな悩みを解決してくれるのが、自宅墓(宅墓)と呼ばれるお部屋で仏壇等の中にご遺骨を安置して供養する方法です。故人を身近に感じる宅墓とはどんなメリットやデメリットがあるのか、さらに法律的に正しい解釈など調べてみました。
 

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宅墓とは?

先祖代々祀られているお墓の移動は大変です。
ブログ管理人の私は昨年、父親の他界のため、先祖の墓を東京に移すため田舎の菩提寺から引き揚げました。
 
田舎のご住職には、詳しく事情を説明して離檀料を払って現在自宅で供養しております。
 
と申しますのも、新しい菩提寺とお墓を購入するのを未だに躊躇っております。
 
新しい菩提寺やお墓を整えたとしても、次に子供たちが私と同じようにご先祖の供養で悩むのではないかと考えて今しばらく考えておりました。
 
そんなとき、ふとYahooのニュースに「人気の宅墓(たくぼ)」といった見出しが目に入りました。
 


 

宅墓とは

自宅墓(宅墓)とは、読んでお分かりのように自宅のお部屋で仏壇等の中にご遺骨を安置して供養する方法です。故人を偲ぶにはとてもいい方法です。毎日のように線香をあげることができ、故人を身近に感じることができます。通常の仏壇同様に、ご本尊や位牌を安置します。

 

 
「う~~ん」、ちょっと悩みますよね。
宗教のことですから、一概に賛否を論題にするのは止めて、宅墓についていろいろしらべてみました。
 
 

宅墓7万円代~

宅墓と言われてもどんなデザインなのか探してみました。
まさか、テーブルの上に小さなお墓が飾られたら引きますからね。
 
宅墓とは

宅墓とは

宅墓とは

参考:https://www.urabesekizai.com/takubo

 
デザイン的にはすっきりしていて思ったよりいいですね。
なんとなく暗いイメージですね。
もうちょっと明るいデザイン欲しいですね。
(これって私だけ???)
 
 

法律的な部分はどうでしょうか?

個人個人が自宅に宅墓を造ってしまっては、これは事件ですよ!
 
遺骨に関しては、曖昧な法律が今も問題なく通用したり、しなかったりとよく調べてからでないと失敗します。
今回の「宅墓」について調べてみました。
 

法律上問題ない例

  • 自宅内で遺骨・遺灰の供養を行う
  • 自宅の庭に納骨してないお墓を建てる

 
「まあ~、なんと小さな話でしょうね」
 
自宅の庭にお墓を建てたら、隣の人は辛いですよね。
お墓に納骨していなくても迷惑ですよね。
 
ペットのお墓でかわいいデザインで庭のちょっとしたところであれば隣人の眼に入ることはないでしょう。
ペットはOK、人間様は無理でしょう。
 
最近、困っているコロナだったら、完全にアウトですからね。
 
 

法律違反の例

  • 自宅の庭に遺骨を埋葬する
  • 自宅の庭に納骨したお墓を建てる

 
 

宅墓(たくぼ)のデメリットとは

宅墓(たくぼ)のデメリット

  • 遺骨の保存状態が悪いと遺骨にカビなどが発生する
  • 遺骨の保管場所が曖昧になることも

 
意外と知られていないのですが、骨壺には名前がありません。
ご先祖の3つの骨壺があった場合、素人感覚では骨壺に生前の名前が書かれていればいいのですが名前がありません。
 
判断するとすれば、骨壺の年代順ということになります。
もちろん、骨壺の蓋を開けて中を見ても、誰の遺骨なのかは分かりません。
 
菩提寺から引き取るときに骨壺に名前を書き入れるのもありかと。
宗教家の人にお聞きすれば、ご法度かもしれません。
 
私の経験上ですが、40年前の祖父母の遺骨は真っ白。
昨年亡くなった父親の骨壺の遺骨も真っ白です。
 
遺骨は40年程度では真っ白のままで劣化はしないようです。
火葬場で焼かれたままだとは言いませんが、黄色くなったり黒くなったりはなさそうです。
 
 

宅墓(たくぼ)のメリットとは

宅墓のメリットは?

  • いつでもお墓参りでき故人を偲べる
  • 承継者など考える必要ないです
  • 維持費などの費用が抑えられる

 
 

宅墓っていらないって

「千の風になって」
作詞者不詳/新井満日本語詞・新井満作曲・kiyosi kobayasi唄

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に 千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています

あの 大きな空を 吹きわたっています

 
ブログ管理人は父親が亡くなったときは、菩提寺やりっぱなお墓を建てることを望みました。
 
ところが、1年近く経過してお墓の維持費やお墓の場所的な問題など考えてますと、「千の風になって」の曲が耳から離れません。
 
宗教の価値観とでもいいましょうか、最近は小さなご仏壇に手を合わせて心を鎮めております。
 
 

宅墓とは?お手頃価格で人気急上昇! まとめ

自宅のお庭に墓石を建てるのは法律違反ではりません。
しかしながら、お庭の墓石に遺骨を入れることは禁じられています。
 
予算的にはコンパクトですので7万円~となっています。
宅墓ですので小さく机上の脇に・・・
このくらいがベストでしょうね。