火葬のみのかんたんな葬儀でも葬儀社に頼んだ方がいいのはなぜ?

こんにちは。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。

火葬場に勤務するブログ管理人kandumeは、火葬のみの方が火葬場に問い合わせして戸惑っている姿を何度も拝見いたしております。

火葬のみの場合でも予算的な面もあるとは思いますが、葬儀社さんに頼んだ方がいいと思います。

では、それがなぜなのか、火葬のみで葬儀社に依頼しなかった場合と火葬のみでも葬儀社に依頼したときのケースを具体的に記事にしていきます。
 

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火葬のみとは

一般的な葬儀を行わず、火葬斎場に遺体を持ち込んで火葬してもらう方法です。

このとき、死亡手続き、棺桶、湯灌、納棺、ドライアイス処理、遺影、骨壺、遺体の搬送、火葬場手続き、祭壇花束、炉前焼香、僧侶お経、精進落とし、収骨といった流れが幾つもあります。

このような流れを慣れない人が手続きするのは、まず理解できません。
理解できたるのは、すべてが終わってからということになります。

言葉では、火葬のみで簡単に終わらせたいと思われて当然と思います。

火葬のみで葬儀社に依頼しなかった場合

予算的には、ザッと5~6万円といったところでしょうか。
(火葬料金5000円、棺桶2万円、死亡診断書5000円、骨壺5000円、搬送代2万円)
火葬のみの予算見積ですが、各地方によって物価等がことなりますので、一応の目安としてください。

火葬のみで葬儀社に依頼されないということで、最低限の予算で見積もっています。

火葬のみで葬儀社に依頼されない場合に、自分でやらなければならないことを順序立ててみてみましょう。


①病院でお亡くなりになった場合、死亡診断書を受け取ります。
自分で手続きを行います。

②病院より故人を自宅に運びます。
遺体搬送用の車両を用意します。

③近くの葬儀屋に寄って棺桶を購入する。
このとき、骨壺も購入する。
(葬儀社によっては、葬儀を依頼されない限り棺桶・骨壺は拒否されることもあります)
ネット販売の棺桶・骨壺を購入する(2日で購入できます)。

④埋火葬許可書の手続きを市役所で行う。
自分で行います。

⑤火葬斎場に火葬の予約を入れる。
一般的に市役所の環境管理課などで受付てくれます。

⑥遺体を寝かせるお布団を用意する。
自分で行います。

⑦通夜祭壇を用意する。
自分で行います。

⑧湯灌の用意する。
自分で行います。

⑨死に装束を着せる。
自分で行います。

⑩ご遺体を棺に入れる。
自分で行います。

⑪火葬予約した時間に火葬場に行く。
遺体搬送車で行くことになります。

⑫火葬場の炉前で焼香。

⑬火葬場で収骨。

 

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火葬のみでも葬儀社に依頼したケース

自分で処理する部分が随分減ります。
葬儀社でやってくれるので助かりますよ。

①病院でお亡くなりになった場合、死亡診断書を受け取ります。
葬儀社が行います。

②病院より故人を自宅に運びます。
葬儀社が行います。
ストレッチャーが用意されているので助かります。

③棺桶・骨壺を用意します。
葬儀社が行います。

④埋火葬許可書の手続きを市役所で行う。
葬儀社が行います。
慣れているので簡単に終わります。

⑤火葬斎場に火葬の予約を入れる。
葬儀社が行います。

⑥遺体を寝かせるお布団を用意する。
葬儀社が行います。
ドライアイスの処理も葬儀社がやってくれます。

⑦通夜祭壇を用意する。
葬儀社が行います。
素人ではできません。

⑧湯灌の用意する。
葬儀社が行います。
素人ではできません。

⑨死に装束を着せる。
葬儀社が行います。
素人ではできません。

⑩ご遺体を棺に入れる。
葬儀社が行います。
素人ではできません。

⑪火葬予約した時間に火葬場に行く。
葬儀社が行います。

⑫火葬場の炉前で焼香。
葬儀社が火葬場の係りに案内してくれます。

⑬火葬場で収骨。

 
葬儀業者に頼めば全国平均で15万円~20万円前後で可能と思われます。

火葬を自分で処理したいと考えて、いざ、動いてみると素人ではどうにもならないことに直面します。

火葬場まで遺体を運ぶにも霊柩車がいりますね。

もちろん、軽トラックやライトバンで運んではいけないとはいいません。
このとき、棺に納められている故人の立場になって、寄り添ってあげる気持ちを大切にしましょう。

火葬のみで遺体を粗末に扱わないために

「遺骨をツボに詰めてもらって持ち帰るだけ」といった乱暴な表現はいけません。

ご遺体を運んだり、火葬までの地図が分からなかったり、自分で出来るノウハウが無ければ葬儀社さんに頼るしかないかと思います。

良心的な葬儀社さんでは、一番安い直葬ということで8万円からあります。

納棺、湯灌、死に装束、通夜祭壇といった自分でできないことをオプションで葬儀社さんに相談するのはいいことです。

予算的なことよりもご遺体をあの世に丁寧に送ることが、あなたのこころまできれいにしてくれる筈です。

葬儀社さんは、ご遺族が葬儀で行き詰ったときに必ずフォローの言葉を掛けてくれます
予算的な面ばかりに目を向けないで、ご遺体に寄り添う気持ちが多くなればなるほど、心が豊かになるように思えます。

まとめ

仏教の伝来は、6世紀半ば、朝鮮半島の百済くだらから大和朝廷に伝えられたのがはじまりです。

詳しくは、538年、外交通商の一環として日本に遣わされた百済の使者によって、仏像・仏具・経典が伝えられました。

仏教の歴史がこれほど古くからあったとは、驚きますね。

日本人の体に染みついた仏教という宗教。

日本人の心のどこかに葬儀に関しては、故人を思って盛大な葬儀をしたいというのが本音です。

でも、人それぞれ環境が違っていて、ままならぬこともあります。

だから、火葬のみでもご遺体に寄り添う心を忘れてはなりませんね
 


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