お通夜でのお金(香典)の相場が今すぐわかる!葬儀にも参考に

こんばんわ。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。

ひと昔前までは、お通夜やお葬式にかかった費用は、参列者のお金(香典)で賄えたといいます。
ところが、最近はお通夜やお葬式に参列される人数も減っていて、香典(お金)では足りないとのこと。

そこで今日は、お通夜に持っていく香典(お金)の相場をいろいろな角度から数字をあげてみたいと思います。
香典(お金)の相場とまでは申しませんが、一応、目安として参考にしてみてください。
 

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お通夜のお金(香典)相場は故人との距離

お通夜のお金(香典)相場は、故人との関係性できまると言っていいでしょう。

友人でも親戚でも、会社でも故人との関係性の距離で決まります

友人とか親戚とかの枠組みで、お通夜のお金(香典)の相場を一律には決めることはできません。

これは、あくまでも1つの例として、参考にしてみてください。

会社関係でのお通夜の場合

5,000円〜10,000円

 
会社関係ということですと、事故か病気といったのがお亡くなりになった原因ということになります。

ご家族の悲しみはとても大きいと思います。

あくまでも気持ちのものなので、社内での日頃のお付き合いの度合いや関係性で考慮しましょう。

亡くなられた故人には大変お世話になり、感謝でいっぱいと言う方はそれなりにお気持ちを込めてということになります。

また、会社関係でも個人ではなく、部署全体でまとめて香典を用意することもあります。
その場合は、リーダーの方が一律〇〇〇円で、と言うことになりますね。

友人や知人の場合

5,000円~10,000円

 
友人や知人といったプライベートなお付き合いですので、相場が分かりづらく出しづらいというのが正直なところです。

竹馬の友で、ご近所に住んでいて、妻子を残しての逝去・・・、といった場合は5,000円や10,000円というわけにはいきません。
自分の経済力の大きく影響しますが、30,000~50,000円と言うべきでしょうか。
故人とどれほどのかかわり合いを持っていたかですよね。

また、友だち同士で内々に「どのくらい包む」といった話がきたら、絶対に真に受けないで結構です。

心ある人は、そんなこと人に聞きません。マナー違反ですから。

親戚(おじ・おばの場合・自分の側)

10,000円〜30,000円

 
この場合は、香典を出す側の年齢によっても異なります。
まだ、就職して間もない20代、30代では10000円。
40代を超えると20,000円~30,000円といった香典が相場です。

遠くにいる場合は、子供たちでまとめて送るようにしましょう。

 

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義理の家族の場合

30,000円〜100,000円

 
この場合の香典が要注意となります。

義理の家族、特に義父母の葬儀の時には、時間的にも香典なども手厚くするのが後々揉めなくてすみます。

両家のメンツの問題です。
両家のつながりをより強固にする意味でも、相場以上の対応が求められます。

妻の両親の場合、悲しみもさることながら、妻を大切にしているという証にも繋がります。

祖父母の場合

10,000円〜30,000円

 
祖父母は遺族です。
形式的にすべてやる必要はありません。

喪主と相談して、孫一同で祭壇に花輪などの形にするのもありでしょうね。
むしろ、香典よりも、祖父母を温かく見送るため家族で協力するのがいいですね。

知人・友人の家族の場合

3,000円〜5,000円

 
同僚や友人の家族の場合ですが、香典の金額が少ないので、受け取った側も返礼などで困ります。

できることであれば、香典ではなくお花やお線香といったものを送るのも心が通じ合えていいものです。
同僚や友人を慰めるために、というのが気持ちですから。

法要で渡す香典の相場

法要だけの参列であれば10,000円が相場。
ですが、法要後に精進落としの食事が用意してあれば、20,000円〜30,000円といったところです。

お通夜の香典の金額で失敗したら?

お通夜の香典の金額が少ないと遺族側に思われたら、お付き合いはもうなくなります。

悲しみの中で、平常心がなくなっている通夜・葬儀ですので失敗は許されません。

香典の額が少なかったからと、後からもう一度香典を渡しに行くという行為は厳禁です。
後から追加で渡しに行くといった行為は「不幸が重なる」という意味になるからだといいます。

ブログ管理人のkandumeも香典では苦い思いをした経験がございます。

義弟が病で無くなったときに、kandumeの甥っ子が2人参列してくれました。
そのときは、嬉しかったですね。
kandumeの顔も妻に少しだけいいが顔できました。

ところが、火葬が終わって自宅に戻って、通夜・告別式の香典の集計を渡された妻は、突然、不愉快な顔をしました。

何事かと、香典の内容を見せられて「取り返しのつかないことを・・・」と。

それは、甥っ子二人の香典の金額が3000円。

二人で、社会人?

しかも、私の方の甥っ子でしたので妻に申し訳なく、気の毒な苦い経験となりました。

いまでは、その甥っ子たちとの交流は無くなってしまいました。

時間が解決してくれるしか方法はありません。

香典の金額で失敗したのは、お通夜の香典の相場を甥っ子たちが知らなかったからです。

私は真坂と思うくらいの金額でしたので、妻に一生頭があがらなくなりました(汗)。

通夜の香典の金額がここまで、心に傷をつけてしまうのかと。

まとめ

お通夜や葬儀の香典(お金)の金額は、妥当であれば問題ないのですが、相場を外れてしまうと逆効果になってしまいます。
こうならないために普段から、香典の金額の相場をそれなりに把握する必要があります。

香典については、筆者も苦い経験がありますので、だいたいこのくらいという相場を書いてみました。

 


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