お悔やみの言葉やメールで悩んでる【親友・会社の同僚・先輩】
こんにちは。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。
お悔やみの言葉やメールで一番悩むのは、あなたと遺族との関係性が大切なところです。
メールは形式の上では、正式なものではありません。
本来は直接会って伝えるのがお悔やみの言葉です。
お悔やみの言葉をメールで伝える以上、どんなに親しい関係にも、「親しき仲にも礼儀有り」です。
お悔やみの言葉をメールで送信してから、直接お会いするまで関係性が壊れていないか心配です。
お悔やみの言葉をメールで述べるのは、あくまでも略式ですから、その後の人間関係にヒビが入らないようにしましょう。
お悔やみの言葉は簡潔が大事
ご遺族の方が、お悔やみの言葉をメールで受け取るときに、今どんな気持ちでいるのかを思いやる気持ちが必要ですね。
ご遺族が気持ちの動揺をコントロールしようとしているときに、メールで長文はNGです。
- 件名は簡潔に
- 時候の挨拶は省く
- 本文をだらだらと書かない
- 読みやすさ
- 数行ずつで区切りを入れる
- 空白行を入れたりする
- 素直な気持ちが優先
- 送る前に一度、客観的に読んでみる
メールを送信する前に、必ず読み直してから送信するようにしましょう。
誤字や脱字があったらお悔やみのメールですから、相手を傷つけてしまいます。
通常の日常会話であれば、誤字・脱字は前後の判断で想像で済ませてしまいますが、お悔やみには通用しません。
逆に相手を傷つけてしまいます。
(誤字・脱字が軽んじられていると判断されてしまいます)
哀悼の意を短く簡潔に伝えるのは難しいものです。
余計やことで悩まないで、メールで伝える一般的なお悔やみの言葉の表現は
簡潔でご遺族に素直な気持ちが伝わります。
この言葉はどこの場でも使うことができます。
お通夜の受付でも告別式の葬儀でも。
そして、どのような人間関係でも(会社の上司や友人や親戚)お悔やみの言葉として使える言い方です。
では、メール文でつい使ってしまう「苦しみを乗り越えてね・・・」などといった「忌み言葉」に注意しましょう。
使っちゃダメな「忌み言葉」
お悔やみの言葉を伝える時は、細心の注意が必要です。
どんな言葉が「忌み言葉」になるのか、不幸が無い限り知らないで済ませてしまいます。
ご遺族に寄り添う気持ちは大切ですから、「忌み言葉」を見てみましょう。
【忌み言葉の例】
- 重ね言葉・繰り返す言葉
再び、再三、重ね重ね、まだまだ、ますます、追って、これからも - 生死にかかわる言葉
死、死去、急死、別れる - 不吉な言葉
苦しみ、浮かばれない、消える
不幸があったばかりの相手は、ちょっとしたことにも心が傷ついていています。
少しでも、負担をかけない配慮が必要です。
ましてや、亡くなった原因や病名など軽々しく追及したり、詮索したりするのはマナーから外れています。
そして、メールで返事を求めるような文章もいけません。
「返信不要」の旨を伝える言葉を文末に添えるようにするのも思いやりです。
それでは、お悔やみの言葉やメールの例文を見ていきましょう。
まずは、親友の場合の例文からです。
親友へのお悔やみの言葉やメール
直接お悔やみを伝えたかったのですが、遠方のためすぐに駆け付けられなくてごめんなさい。
今、大変な時期だと思いますが、お体に十分気を付けてください。
もし、何かあったら連絡ください。
最後の黄色い下線部分が気になります。
遠方にいるのですから、何もできないのですから、無くてもいいでしょうね。
お婆ちゃん子のあなたでしたから、お寂しさは想像以上でしょう。
お祖母様は生前お花がお好きだったと伺いましたので、本日ささやかながらお花をお送りしました。
よろしければご霊前にお供え下さい。
あなたも、どうぞあまりお力を落とさず、御身おいたわりください。
とても気づかいがあって、お気持ちが伝わります。
このメールいただければうれしいでしょうね。
今日、同窓会に出席した折りに、あなたのお父さんが先月ご逝去されたと聞きました。
全く知らずにいたとは言え、葬儀にも伺わず、申し訳ありませんでした。
お悔やみが遅くなりましたことを改めてお詫び申し上げますとともに、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
素直に気持ちを言葉にしているので、相手にグッとくると思います。
遠方のためお悔やみにも伺えず、申し訳ありません。
こういう時こそ自分がお母さんと家族を支えてあげなくて・・・と
無理しちゃっているのではないかと心配しています。
どうかあまり無理しないで。
仕事のフォローはお任せ下さい。
こちらに戻ってきたら、たっぷり優しくしてあげますから、ね。
このメールを読んで、少しでもニッとしてくれたら嬉しいです。
メールの文章が少し長いようですね。
相手との信頼関係ができている人でないと書けないメール文ですね。
遠方のためお悔やみにも伺えず、ごめんなさい。
きちんと食事を取っていますか?
今はまだ辛いと思うけど、子供達のこと、自分のことを考えて、くれぐれも身体を大切にして下さい。
何かあったらいつでも連絡下さい。
辛いときに友人として温かい言葉がいいですね。
仲がいい友達といった感じですね。
無理をされていないか心配しています。
私にできることがあればいつでも連絡してくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。
短いメールですけど、言葉は十分に伝わります。
このくらいの言葉のメールがいいですね。
安らかにご永眠されますよう、お祈りしております。
なお、返信は不要です。
最後の、「返信は不要です」といった思いやりが伝わります。
すぐにでも最後のお別れに駆けつけなければならないのですが、参列できずごめんなさい。
心よりご冥福をお祈りいたします。
簡潔なメールでいいですね。
お悔やみメールの基本的な例文ですね。
例文の中でも長いものがあります。
お互いの関係が許せるのなら長文でも構いませんが、お悔やみのメールはできるだけ簡潔に、短めが基本と考えてください。
次に、会社関係でのお悔みメールの例文です。
会社の同僚や先輩へのお悔やみの言葉やメール
いろいろと大変だと思いますが、どうかくれぐれもご無理をなさいませんように。
メールでのお悔やみとなりましたこと、改めてお詫び申し上げます。
何かお手伝いできることがありましたらいつでもご連絡下さい。
直接お悔やみに伺えず申し訳ありません。
葬儀など何かと大変かと思いますが、どうぞ無理をなさいませんように。
仕事のことはご心配なさらず、何かお手伝いできることがありましたら、いつでも連絡ください。
いろいろと大変だと思いますが、どうかくれぐれもご無理をなさいませんように。
遠方のためメールでのお悔やみとなりましたこと、改めてお詫び申し上げます。
私たちでお手伝いできることがありましたらいつでもご連絡下さい。
会社内でのお付き合いですが、お悔やみメールを頂戴するとホッとします。
いつも仕事でのお付き合いと思っていたのが、プライベートで気にしてくれていると分かると有難いと感じます。
まとめ
お悔やみの言葉やメールで悩んでる人に例文を添えて記事にしてみました。
お悔やみメールは簡潔に!!
をベースにメールしてください。
さらに、直接、友人や先輩、同僚に会ったときは、メールでお悔み伝えたから挨拶は終わっていると考えないで、次に会った時にもお悔やみの言葉を伝えることを忘れないようにしてくださいませ。
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