葬儀社の選び方の手順を解説します!近くの葬儀社さん3つを選ぶ
こんばんわ。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。
葬儀社の選び方で失敗してしまった!!
と言っているひとはたくさんいます。
ご家族の不幸は、突然にやってきます。
兎に角も葬儀全体をどうしたらいいのか、どちらの葬儀社がいいとか、考える余裕はございません。
ただ、葬儀社に言われるがまま、喪主さんの気持ちとしては、なんとか無事に終わりたいというのが本音です。
そして、慌ただしい葬儀が終わってから、葬儀から請求書が届くことになります。
このときはじめて、普段の自分に戻って考えてみると、後悔の念ばかりが思い出されます。
葬儀に関しては経験といいますか、慣れないことばかりですので解らないことだらけです。
かといって葬儀に関して、事前に予約ができれば問題はなくなるのでしょうが、こればかりは予約ができません。
そこで、毎日のように炉前焼香から火葬を行う「葬送人」の立場から、葬儀社さんを事前に選んで悔いのない葬儀を行うためにどうすればいいのか順序を立てて説明していきます。
葬儀社の選び方のポイントを記事にしてみましたのでご一緒にどうぞ。
葬儀社の選び方のポイントは?
- 近くの葬儀社を3つピックアップする
- ある程度絞ったら連絡をしてみる
- それぞれに出向き、担当者とお話をする
- それぞれから費用や内訳や総額を出してもらう
- インターネットなどでわかる費用と比べてみる
- 担当者が良かったところ、費用の内訳が明確で安いところに決める
このように、準備を段階的に踏んでいきましょう。
そして、ある程度、的を絞って相談するようにすれば、答えが解りやすいと思います。
近くの葬儀社を3つピックアップするチェックポイント?
あなたの住むご近所にある葬儀社さんは、何社ほどありますか?
5社、6社もあるとしたら、全部相談に足を運ぶのは大変なことです。
3社ほどに絞って、相談にいきましょう。
- 葬儀社として昔から続いている
- 住んでいるところから一番近い
- 派手好みでない葬儀社
3社に絞ったら早めに相談に行こう
相談に行くときに言うべきことは?
あなたが執り行う葬儀の方法を解るところを葬儀社に説明します。
それに伴い、葬儀社さんに具体的に説明をして貰うようになります。
葬儀のスタイルはどうする?
次に葬儀のスタイルですが、信仰心の厚い人や家族(遺族)の人数などに合わせて決めていきます。
参列者が少ないにもかかわらず、大きな告別式の会場を頼んだり、予算も分からず精進料理を頼んだりというのは葬儀社も後になって困ってしまいます。
最近の葬儀の形式などを予備知識としてインプットしてください。
最近は、家族、遺族、親戚、友人といった環境が昔と大分違ってきています。
葬儀社さんとの雑談の中に必ず出てくるのが、「お葬式の規模が小さくなった」という葬儀社さんの話をよく聞きます。
少し前なら、100名~300名といった葬儀が、現在では40名前後がほとんどでしょう。
kandumeの斎場でも炉前のお焼香の時間は5分程度しか設けていません。
それだけ、参列者の人数が減っているということです。
- 直葬(火葬式)
宗教的な儀式を一切行いません。火葬のみの簡単な葬儀です。
これが費用的には格安の値段になっています。
火葬して骨壷に骨を入れて貰うという簡単な方法です。
ただ、誤解のないように申し上げます。直葬のみでも、葬儀社にお願いするようにしてください。
葬儀社さんにお願いしないと、棺桶にも納棺できませんのでご注意を。
故人の枕元にはお焼香の祭壇を設けたり、棺桶・骨壷・お花・お供物など最小限の段取りは葬儀社さんがやってくいれます。
葬儀社さんなしでは、火葬場にも故人を連れていくことは難しいです。
葬儀社さんとよく打ち合わせをしてください。 - 一日葬
葬儀は昔から、お通夜と告別式との2日を要していました。
ところが最近は、通夜を行わない葬儀です。
葬儀(告別式)から火葬までを1日で行います。
この1日葬は増えてますね。
ご遺族の高齢化にともなり、お通夜で前の日から前泊するのは無理といったことが原因かと思われます。 - 家族葬
最近増えているのが家族葬。
女性に人気で、家族や親族、親しい友人を中心に行う小規模な葬儀です。
家族葬の後、日を改めてホテル、レストランで故人の想い出話で周りの人に感謝されているようです。
呼ばれた人たちも、葬儀に参列するより特別に呼んでもらったという嬉しさがあるようで人気ですね。 - 一般葬
昔からの葬儀形式です。
お通夜があり、告別式があり、故人と生前ご縁のあった方を幅広く招いて盛大に行います。
地方では、この一般葬が主流ですが、これも地方ならではの周りとの繋がりでそうせざるを得ない状況もあるようです。
葬儀のパターンお分かりいただけましたでしょうか?
この他にも、樹木葬、海洋散骨などといったものまで用意されています。
葬儀に関しては、結婚式と同じく、葬儀社に資料請求して見比べてください。
マンションの売り込みではありませんから、葬儀社から電話がかかってくるようなことはありません。
資料請求のパンフレットをベースに、葬儀社さんと打ち合わせできるようにしてください。
そのためにも、ネット上で資料請求して情報を集めてくださいね。
相談のときのチェックポイントは?
- 葬儀社の担当者の応対
- 葬儀の具体的な内容説明
- 葬儀社の雰囲気
- 葬儀社の社員の人数
葬儀社の選び方は担当者で決まる!
事前に葬儀社をチェックするために、何度も葬儀社と打ち合わせをすることが大事です。
葬儀社の選び方で、重要なのは葬儀社が遺族に寄り添ってくれているか?の見極めです。
事前に葬儀社に相談するという、少し厚かましいお願いごとです。
あなたが、一番不安に思っていることを聞いてくれる葬儀社さんがあなたにとって有り難い担当者ですよね。
不安になっていることをすべて聞いてくれる葬儀社さんに決めてください。
葬儀の具体的な内容説明はとても重要です。
葬儀内容・費用の見方
- 何が含まれているのか
- 何が含まれていないか
- 細かく書いてあるのか
- 金額が適正か
- 支払い方法について
葬儀社の選び方は費用で決まる
葬儀内容の具体的な説明と費用項目の明細が、はっきりした見積もりを提示して貰える葬儀社さんがいいですね。
葬儀項目を並べられても初めての方は、項目の意味がわかりません。
さらに言えば、事細かに料金には何が含まれて、何が含まれていないかを具体的に説明してくれる葬儀社が安心できます。
基本的なメジャーとして、火葬式の費用が12万円代~16万円であれば良心的。
でもこの価格はkandumeが住むローカルの価格です。
価格の見積もりで、葬儀の費用を並べられても比較判断ができないものです。
ある程度は、交渉事ですので情報は必要です。
そこで、インターネットなどで、資料請求ができる葬儀社から情報を取り寄せましょう。
何社か取り寄せれば、葬儀費用がわかるようになります。
カード払いのできる葬儀社?
よく「カード払いができます」という葬儀社さんがあります。
葬儀費用は1日で200万円~300万円といった大きな額を支払っている喪主さんもいます。
でも、最近は少ない部類になるようです。
特殊なお仕事をされていた方はカード払いになることが多いでしょうが、支払期日はチェックを忘れないでください。
車のローンがクレジットカード払いに対応したこともあって、葬儀社でもカード払いを選択できれば、カードのポイントも貯まります。
葬儀社に相談に行ったときにカード払いの確認もしておきましょう。
ただし、カード払いと安心して、葬儀後の請求書に驚かないようにしましょう。
葬儀社選びの中で、依頼する側もそれなりに勉強していないといけません。
葬儀の形態がどのようなものがあるのか、事前にパンフレットなどで知識としていれておきましょう。
それに伴い、葬儀社選びも違ってきます。
まとめ
葬儀社の選び方や決め方のポイントは、
- 近所の葬儀社を3つ選んで相談する
- 葬儀社の担当者で決まる
- 葬儀の費用で判断する
- インターネットなどで葬儀社へ資料請求する
慣れないことばかりですので、事前に情報を集めておきましょう。
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