通夜の始まりの時間帯は何時ごろから?終わりまでの時間は?

こんにちは。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。

火葬場に勤務するkandumeが知る棺桶の出発地点でお通夜の場所がわかります。
最近は、ご自宅からというのはあまり見かけません。
お通夜や葬儀は、葬儀社さんのセレモニーホールや斎場のホールなどで行われています。

仕事が終わり、お通夜に参列する方が気になる、お通夜の始まりの時間帯と終わりまでの時間を経験している範囲で記事にしていきます。

まず、最初の疑問から、通夜が始まる時間帯で多いのは何時ごろなのでしょう?

お通夜の始まりの時間が気になる

最近では、仕事終わりでも通夜の時間をチェックして、お通夜に参列する方が多いですね。

少し前までは、通夜は個人宅で営まれたといいます。
「お通夜」には、ご近所の人がお食事のお手伝いなどを協力して、故人への焼香を「夜通し」できるようにしていたといいます。そこからの呼び名で「お通夜(つうや)」と呼ばれる所以もあるのだとか・・・。

通夜が始まる時間帯ですが、多いのが18時開式です。
その次に多いのが19時開式といったところですね。

ところが最近は、家族葬的なところが多くなり、参列されるご家族も高齢となっていて、現役で働いている人が少ないというケースがあります。
そのようなときは、17時開式というのがあります。
また、ご住職さんの都合(お盆などで忙しい時)で20時開式というケースもあります。

一般的には、18時または19時が「お通夜」の開始時間となっています。

お通夜の始まり時間がわからないとき

初めてお通夜に行くときに気になるのが、お通夜の開始時間です。
開始時間がわからないとき連絡して確認できるところ。

  • ご遺族の親戚にお聞きする
  • 葬儀社に問い合わせる
  • セレモニーホールに尋ねる
  • 火葬場斎場に確認する

 
通夜の時間がわからないときは、上記に連絡してお聞きしましょう。
そのときは、必ず、通夜の日にち、故人の名前、故人の家の名前は聞かれますので用意してから問い合わせるようにしてください。
(通夜の時間の問い合わせは、斎場には結構あります)

通夜が終わりまでの時間は?

ご住職のお経、ご法話、親族代表の挨拶など含めて約1時間ほどかかります。

それに「通夜振る舞い」が行われますので30分ほど長くなります。
最初から最後までということですと、1時間30分で終了します。

通夜自体は、ご住職の持ち時間で、すべてがきまりますね。

通夜の時間に遅れた場合は?

通夜の時間に多少遅れても問題りません。

大事な用があるときに限って、仕事のトラブルなどがよく発生するものです。
そのような時は、式場の後ろの方の立見席のような場所になってしまいます。

これは仕方ありません。
でも、お亡くなりになった故人の方、ご遺族の人は喜んでいると思います。

忙しい中、お通夜の時間に間に合うように動かれたことと思いますので、気持ちは伝わっていると思います。

もちろん、お通夜ということで通夜の式は終わってしまいますが、その後はずっと誰いることになりますから、いつお参りに行っても大丈夫という形はとっています。

kandumeの斎場では、お通夜の場合は必ず親族の方が、ご遺体とともに泊まりになるという条件で会場をお貸ししております。
お通夜の僧侶のお経までに間に合わなかったと言う人は、夜の9時頃までお焼香に来られています。
もちろん、式場は朝まで開かれた状態になっています。

通夜に遅れたときのためにお通夜の流れを知っておいてください。

通夜の流れは?

通夜に参列される方は、通夜開式の15分前までには式場に入るようにしてください。
(受付に行って香典を渡す時間、お悔やみの言葉をかける時間などが含まれます)

会場で喪主さんや知り合いのご遺族に会うことができれば、お悔やみのご挨拶をします。

当日は、喪主やご遺族は忙しく、正常な精神ではないと思いますので、無理にどうしてもということはありません

後は式の流れで、祭壇前でお焼香をします。

ご住職様が入場します。

住職様のお経が始まって、後に法話が皆様にあります。

住職様が退席、そして喪主が会葬者の方へ挨拶し、その後閉式となります。

この後、「通夜振る舞い」に出席し、軽く済ませて帰るという流れになります。

「通夜振る舞い」のマナーなども知っておくといいですよ。

お通夜の「通夜振る舞い」は短めに!

関東では、「通夜振る舞い」が必ず用意されています。
お通夜の席ですので、ご遺族の方に「通夜振舞いをご用意しておりますのでどうぞ」と勧められたら、「ありがとうございます」と受け止めてください。

ご遺族の気持ちを削がないようにするのがマナーです。
遠慮して断ったりしないようにします。

そして、「通夜振舞い」が用意されている部屋に行くと、だいたいオードブルで用意されています。
ホテルのバイキングみたいに大盛などは絶対しないでください(汗)。
少しだけ小皿にいただき、10分くらいで席を終わらせるようにします。

どうしても、通夜の席で食欲が進まないということであれば、お茶や飲み物をいただくようにしてご遺族の気持ちを受けたという形をとることが大事です。

通夜の準備で奮闘している家族


 
ご遺族の方の気持ちが伝わるツイートでしたので、掲載させていただきました。

「お通夜の意味がはっきりとわかった!」という記事は、とても的を得ています。
ぜひどうぞご覧ください。

まとめ

お通夜の始まりの時間帯や、終わりまでの時間はどれくらいかかるのかというのを纏めました。

一般的には、お通夜は18時開式が多く、次に19時開式となっています。
お通夜の開始から終わるまでの時間は、1時間30分といったところです。

お通夜に送れても少しは大丈夫ですので、故人のためにお焼香に行ってくださいね。

 


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