一般葬儀費用と家族葬ではどちらが安い?損しない葬儀社の選び方

こんばんわ。
『葬送人だより』ブログ管理人kandumeでございます。

最近は葬儀の形式といいますか、呼び方といいますかいろいろな葬儀のやり方が注目されています。
中でも特に話題になっている一般葬と家族葬とではどちらが費用面で割安なのでしょうね。

家族葬と言えば、なんとなくイメージとしては、小さな家族の葬儀で、葬儀の時間も短く、小さな葬儀といった感がありますね。
一方、一般葬と呼ばれるものは、大きな印象が強いように思えます。

実際には、イメージだけではなく、一般的な葬儀費用と家族葬の費用はどうなっているのでしょう。

一般的な葬儀と家族葬の違いを見ていくと、内容的なやり方は同じということがわかってきます。
そして、費用面でも損しない葬儀社の選び方などを紹介します。
 

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一般的な葬式と家族葬との違いは何?

葬儀の規模が小さいのが「家族葬」ではありません。
葬儀の大小できまるものではなく、葬儀に参列してくれる人にどう気を使うかというところが決めてになっているようです。

一般葬といわれるものは、故人と関係があった周辺の人にはすべて連絡をして、都合がいい人には葬儀に参列していただくという考え方。

一方、家族葬とは、身内だけで周りに気を使わせないという考え方ではじまってます。
地方によっては、古いしきたりなどで慣習となっているお付き合いがあります。

家族葬という言葉のひびきで、家族以外はご遠慮ください・・・。
といった当たり障りのない言葉です。

参列者としても、迷っている人には参列をやめる理由になる言葉です。
遠方であったり、立て込んでいる時には、家族葬にしましたというのは有り難い理由にもなってると思います。

便利に使われている家族葬が増えている理由としては、生活スタイルや高齢化といったものが影響しているとも言われています。

高齢でなくなった遺族の人は、亡くなった故人の友達も高齢で、「葬儀に参列してください」と言っても、高齢で施設に入っていたり、体が不自由で動けないといった事情が影響しているといいます。
kandumeにも高齢の両親がいますので、兄弟同士では親族だけの「家族葬」みたいなものにしようね。
と、顔を合わせたときはそんな話をしています。

纏めますと、一般葬は広くみなさんに告知するという葬儀のやり方。
もう一つの家族葬は、できるだけ遺族だけで葬儀を済ませてしまうという考えのやり方です。

次に一般葬と家族葬を費用面で比較してみましょう。
 

一般葬と家族葬の費用面での比較は?

家族葬と言えば、自宅で小さな葬儀と考えているのは間違いです。

家族葬で一般葬と同じような、いやそれ以上の葬儀をされる方もいます。
家族葬でわかるのは、参加人数がほぼわかりますよね。

あとは、あなたのやり方次第です。
葬儀会場を借りればそれなりに費用がかかります。
これは一般葬も家族葬も同じです。

強いて言えば、一般葬の場合は、参列者の数が把握しきれませんので、香典返しの予算が多くなる可能性があります。
家族葬の場合は、香典を辞退したり、おおよその人数は掴めますので予算はオーバーすることはありません。
全体的にみていきましょう。

家族葬には定義などはありません。
家族や親族だけという中にも仲のよかった友人や知人も参列できます。
宗派の僧侶も来て読経もしますし、葬儀も一般葬と同じように行って、戒名もつけていただきます。

家族葬の流れは、通常の葬儀と何らかわりません。
お亡くなりになった日、若しくはその翌日に通夜を行います。
お通夜はしないというのであれば、翌日が告別式になります。

このように費用面では同じです。
家族葬だから安いというのは、参列者が少なかったというだけです。

家族葬を行う人たちは、市町村斎場をあまり利用されません。
葬儀社のメモリアルホールや家族葬専門のホールを使用されるからです。

家族葬での民間ホール使用料と市町村斎場の使用料を比較してください。
市町村斎場はきれいな斎場にもかかわらず、利用頻度が少ないのです。
なぜ、安い市町村斎場は利用率が低いのでしょうね。
 

葬儀社の選び方決め方のポイントは?事前に資料を取り寄せてから
 

使用料が安い!公営会場

市町村斎場のような公営の葬儀会場は、利用料金が民間の葬儀会場に比べて比較にならないほど低く抑えられています。
そして、火葬場と告別式場が隣り合わせに併設されていますので、告別式後の移動がスムーズで時間が省けます。

葬儀社サイドは自社のホールを薦めます。
「利用を希望する方が多く、希望の日程が取りづらい」という理由を口にしますが、そんなことはありません。
告別式の会場は意外と空いていますから、葬儀社の言葉だけで信じ込まないようにしてください。

市町村斎場は役所が管轄していますので、直接希望日を問い合わせてご確認ください。

ただ、市町村斎場は、周りとの関係で環境的な問題もあり、意外と最寄駅から遠く、不便な場所にあるのが少し残念なところです。
しかしながら、遺族は最終的には火葬場にいかなければなりませんので、家族葬では問題ないと考えられます。

では、なぜ市町村斎場は市民に知られていないのか?
市町村役場が斎場のピーアールをしないのは、市町村内で葬儀社を経営している業者への配慮となっているようです。
そうですよね、新聞の折り込みに入ってくるのは民間の葬儀社ばかりで、市町村斎場のおすすめは一切ありませんよね。
こんな理由からでした。
 

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市町村斎場と民間ホールの使用料の違い

ちなみに、市町村の斎場を利用すれば比較的に安く借りることができます。
予算的には、
葬祭室 基本使用料金2時間:11,000円
待合室 基本使用料金2時間:5,400円
通夜料金 午後5時から翌日午前11時まで:74,000円

民間のセレモニーホールの利用料金ですが、50名前後での葬祭室180,000円といった葬儀社もあります。
比較するのは民間の葬儀社のホールを借りる時の使用料金と市営斎場との比較を必ず行ってください。
葬儀社にも市町村斎場を使用するという意思表示を必ずしてください(ここ大事です)。

葬儀社でメモリアルホールを運営しているところであれば、必ず自社のホールを薦めてきますので、ここは重要なポイントですよ。

もうひとつ、kandumeの斎場では業界内では常識の情報を。
 

損しない葬儀社選び方

大きな葬斎場では、霊柩車はすべてアウトソーシングです。
遺族を火葬場に運ぶマイクロバスも、棺桶を乗せた霊柩車も外注といったところです。
そのほうが、大きな葬儀社といえども経費が少なくて済むと言うことです。

霊柩車と同じで、自社ホールの管理費、維持費が葬儀費用に上乗せされますので、ホールなどを持っていない葬儀社を選ぶ方が安くなります。
型に嵌らない新しい葬儀社は、お安い市町村斎場への予約、ホテルやレストラン、おしゃれなホールといった葬儀後のお食事会なども提案しています。

まとめ

一般葬は、広く告知して、葬儀に参列してもらう。
家族葬は、家族、遺族だけで葬儀を行う。
一般葬も家族葬も費用面では、変わらない。
家族葬が小さいイメージがあるので、費用的に少ないように思われている。
価格が安い葬儀社は、自社で霊柩車やメモリアルホールは持っていない。

葬儀のことって、誰もが一生に数えるくらいしか経験しないものです。
いろいろな経験者の情報を聞いて、故人に良かれとおもうことをして送ってください。
 


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