葬式に履く靴でエナメル質は問題あり!タブーな靴の画像一覧

2019年7月2日

こんにちは。
『葬送人だより』ブログ管理人のkandumeでございます。

今日の記事は、葬儀にまつわる『華美』はマナーを知らない行為だから注意しましょうというものです。
亡くなられたご家族の人が悲しみでいっぱいのとき、心なき『華美な服装』は無神経という考えだという考え方から来ています。

女性の人であれば、華美な化粧、口紅は葬式では止めましょうということに。
全般的にみて、華美な服装は歓迎されず、ほとんど規格化した黒色の喪服と決められています。

このことは日本など、一部の国だけの常識であり、世界共通といったことではありません。
むしろ日本のようなケースは、稀なパターンです。

そこで、今日は葬式に履いていく靴をテーマにエナメル質の靴について記事を纏めます。
 

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正式な場所に履いていける靴とは?

男性の靴はデザイン的にも女性と比べてそう多くはありません。
そして違いが分かりづらい面もあり、困ってしまうという人のために画像で見ていきましょう。

大事なことは、お葬式という大切な儀式で失礼は許されません。
そこで、靴選びに注意してほしいNGを並べてみました。

  • デザインや色が「華美」
  • 「目立ち過ぎる」
  • 「カジュアル過ぎる」
  • 「エナメルなどの光沢のあるもの」
  • 靴に金具などがデザインされている
  • 殺生をイメージする素材

靴の色の選び方

葬儀にふさわしいの黒色の靴です。
デザイン的には下の画像で大丈夫です。
シンプルな「内羽根」のストレートチップかプレーントゥと言われます。
外羽根がNGとまではいかないのですが、折角のご購入とあらば、内羽根をおすすめします。

靴のグレードは金額に応じて変わってきますので、予算に合わせて吟味されてはどうでしょう。
ネット通販で下調べもいいですね。
お通夜といった急な要するときに、靴箱に1つは葬儀用としてお持ちになったほうがいいのでは。
 
 
葬式靴エナメル画像は楽天ショップさんからお借りしてます。

内羽根と外羽根の違いとは

内羽根は、外羽根より上品な靴とみなされています。
外羽根は軍靴から考案されたもので、手入れしやすいという特徴があります。
内羽根は貴族階級から産まれた靴と言われています。
 
上の画像が外羽根、下が内羽根と言われるもので、赤い線の枠で囲んだ部分をチェックしていただければ、外羽根と内羽根の違いがお分かりいただけると思います。
 
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内羽根と外羽根の違いを詳しく

葬式にふさわしくない靴

 
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どんなに黒に近くても、茶色は葬式にはNGとなります。
お通夜などでも、できるだけ避けるようにしましょう。

普段のビジネスシューズとしても茶色の靴と合わせるパンツはとても難しいです。
葬式のときは、普段よりさらに違和感が目立ちますのでやめましょう。

 
葬式,靴,エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
見るからにテカテカ・キラキラ感が葬式には相応しくありません。
品格を問われますから、エナメル靴は止めましょう。
また、葬式の会場は、照明を少し落としてありますので、光の関係でエナメル靴は目立ちます。

<エナメル質の加工の仕方>
別名「パテントレザー」とも呼ばれるエナメルは、いろいろな加工方法があります。
クロムなめしをした革の表面にポリウレタン樹脂を塗装する方法。
銀面を削った後に着色された塩化ビニールシートやフィルムを貼りつけてつくるもの。

コーティングによる加工で、透明感のある光沢があり、水や汚れにも強いとされています。
そして、お手入れは簡単に乾拭きするだけできれいになります。

ところが、残念なのは葬式には透明感やキラキラ光沢が災いして不向きとなります。

 

葬式,靴,エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
ローファー(靴ひもがない)は、学生さんであれば問題ありません。
社会人の場合は、できるだけ避けた方がいいですね。
問題なのは、デザイン系の金具が付けられています。
このような靴は、葬式には相応しくないので、避けるようにしましょう。

 
 
一般的には動物の革を使った素材はNG。
「殺生」を連想するためお葬式では避けるべきです。
葬式,靴、エナメル
楽天ショップさんから画像お借りしてます。
 
葬式靴エナメル
楽天ショップさんから画像お借りしてます。
クロコ革のものは殺生につながります。
画像のような型押しも殺生と同じイメージに繫がります。

ここまでは、男性用の靴を見てきましたが、今度は女性用を見てみましょう。
 

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葬式にふさわしい女性用の靴

女性の場合も、気をつけるべき大原則は男性と同様です。

 

葬式靴エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
女性の靴の場合、靴の種類が多すぎて迷ってしまいますので、基本的な靴はこのような靴となります。

黒色で飾りのないデザインのパンプスが最も葬式にふさわしいものとされています。
ヒールは3~5cmで、太めのものがいいです。
地味な黒のパンプスの他に、特に形に決まりというものはありません。
鋭角なものよりは、丸みがあった物のほうがよいとされます。

葬式にふさわしくない女性の靴

  • 華美なもの
  • 目立つもの
  • カジュアルなもの
  • 光沢のあるエナメル
  • 殺生を連想させるもの

 

男性と同様に、カラフルなものはもちろんのこと、茶色やグレー、シルバー、ゴールドは避けましょう。
「カジュアルなもの」や「目立つもの」は控えましょう。

そして、特にデザインについては、装飾などのないシンプルなものがよいです。
 

葬式靴楽天ショップさんから画像お借りしてます。

ストラップは付いていてもかまいませんが、留め具(金具)には気を付けましょう。
留め具などで金や銀などといった「光り物(ひかりもの)」が付いた靴は避けるのがマナーです。
 

葬式靴

また、リボンがついた葬儀用の靴が流通していますが、基本的には無地で目立たない地味なものを選んだ方が良いでしょう。

葬式靴エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。

また、黒色のパンプスでも生地にデザイン刺繍等があるものは避けます。
 

葬式靴エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
お食事などが用意されているとき、和室などの席になったとき、靴を脱ぎ履きする場合を想定して、あまりに脱ぎ履きがしにくい靴は避けた方が賢明です。
 
 
葬式靴エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
子どもの靴はこんな感じで、多少キラキラが入っても大丈夫です。

 
 
葬式靴エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
ウェッジソールはお葬式にはふさわしくありません。
 
 
葬式靴エナメル楽天ショップさんから画像お借りしてます。
男性同様に、エナメル質の靴は葬式には控えましょう。
葬式では皆さん「うつむき加減」に歩きますので、視線が靴に集中します。
マナー違反は、社会人として大きなマイナスになってしまいます。

まとめ

男性の靴、女性の靴と基本の靴を紹介して、次に履いてはいけない靴を画像で分かりやすく纏めました。
気になるNGの靴を発見したら、画像をアップすることにします。

後、気になるのは靴のです。
上手く靴の音を消す方法などをこれからの記事にしたいと思います。
また遊びにきてください。

 

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